授業収録システム(川内北)
ガイド
はじめに
2021年度より、川内北キャンパスの各教室に配備されていた授業収録システムが新しい設備に更新されました。
新しい設備では、これまでとは異なり、授業をされる先生方による手作業での収録操作が必要となりますが、設置されたカメラを使用したリアルタイム授業配信や録画ファイルが即入手できるなど、大きく利便性が向上いたしました。
本ガイドではこの新しい収録システムの概要、および利用方法について紹介いたします。
なお、本ガイドおよび各種マニュアルは随時更新いたします。
PRINCETON製のUSBメモリ の一部機種で収録を行うと、途中で止まる不具合と、過去の収録が消える不具合を確認しております。該当機種は使用しないで下さい。
収録のバックアップシステムを運用開始いたしました。万が一収録に失敗した場合、過去15日分のデータを保管しております。ご希望の場合は、データ駆動科学・AI教育研究センター 基盤技術部門(022-795-7622)までお問い合わせ下さい。
よくある質問をピックアップいたしました。
設備の概要
新しく配備された機材の概要です。
4K解像度対応カメラ
撮影の様子をモニタリングしながら、専用のリモコンでズーム操作が可能です。
PCを用意いただき、USB接続することでWebカメラとしても利用できます。
カメラ自体にマイクが内臓されています。
川内北キャンパスの全講義室(講義棟A, B, C, マルチメディア棟の講義室)に設置されています。
エコーキャンセラ付き高性能マイク
上記のカメラとは別に、教室内をカバーするビームフォーミング型高性能マイクです。
一部の教室を除く、講義棟A, B, C棟の講義室に設置されています。
※ 一部の教室:C403、C404、C405、C406、C407、C408講義室、A200、B200、C200講義室、M206以外のマルチメディア棟の講義室
※200番教室にエコーキャンセラ付き高性能マイクが導入されました。
専用レコーダー
上記のカメラ、マイクと接続された録画装置です。
USBメモリを用意いただき、手動で録画操作を行っていただきます。
古いUSBメモリの場合、転送が追いつかず、収録ができない場合が発生しております。
当センターでは、
で動作確認を行っており、こちらのご利用を推奨いたします。
サンディスクの32GBメモリの貸し出しも行っております。
刺し口が青いUSBメモリ、もしくは、USB3.0と書かれたメモリの使用をお願いいたします。また、事前にパソコンで1GB程度のファイルを書き込みし、5MB/sを下回る時間が多くないことを確認して下さい。書き込み速度の低下が続きますと収録が止まる場合があります。
PRINCETON製のUSBメモリ の一部機種で収録を行うと、途中で止まる不具合と、過去の収録が消える不具合を確認しております。該当機種は使用しないで下さい。
川内北キャンパスの全講義室(講義棟A, B, C, マルチメディア棟の講義室)に設置されています。
(解消いたしました。)本レコーダーで録画した際に、同じ内容で品質の違う動画ファイルが2つ出来上がることが判明しております。現在、1つのみにできないか確認中です。解決まで、双方ご覧頂き、必要に応じてそれぞれのファイルをご利用下さい。
マニュアル・ガイド
オンデマンド授業動画の収録、教室設置カメラを使用したリアルタイム配信など、各利用方法に応じたマニュアルです。
講義室での授業動画収録関連
収録済み動画の画質を鮮明にする方法はこちら(OBS Studio ガイド)
Webミーティングツールを使用したリアルタイム配信
複数教室への同時配信
エコーキャンセラ付き高性能マイク
注意事項など
授業で使用する前に
収録、配信どちらの場合でも、事前のリハーサルを強くおすすめいたします。
チェックしていただきたいこと
専用レコーダーでの収録の場合
USBメモリのフォーマット形式:FAT32/exFAT/NTFS に対応しています。
USBメモリの空き容量
録画ファイルは90分で2GB程度になるよう設定しています。
録画ファイルはそのままGoogle Driveなどにアップロード可能です。
使用するUSBメモリは十分な空き容量の確保をお願いいたします。
実際に録画できるかを、数分間テストいただくことをおすすめします。
お使い頂くUSBメモリは、事前にパソコンで1GB程度の大きなファイルを書き込んで、転送速度が5MB/sを下回ることが頻繁に出ないか確認して下さい。ごく一部、書き込みが遅いUSBメモリで収録が止まる事例が報告されております。
PCを使用したリアルタイム配信の場合
カメラおよびマイクとの接続
eduroamとの接続
ミーティングツールのデバイス設定
使用予定のツールで配信のテストを行っていただくことをおすすめします。
教室の利用について
時間割で割り当てられている授業時間(主に全学教育)以外での教室利用については、所属部局の教務課までご相談ください。